引越しをきっかけに家具を新調することとなり、最近、家具の組み立てばかりやってる。
とある家具を組み立てているとき、説明書を見落として、ワッシャーを間に入れずにネジを締めてしまった。
すぐに気付いたので、ネジを外してワッシャーを入れ再度締めたが、ふと「ワッシャーの意味とは?」と思ったので調べてみた。
ワッシャーの意味(効果)
よく見るワッシャーは「平ワッシャー」(平座金)と言うらしい。
冒頭写真の右側のやつ。
こいつの効果は「保護」。
取り付ける母材の陥没や傷の防止、ネジ頭やナットを保護するとのこと。
これはなんとなくイメージしていた通りの効果だった。
ちなみにこの平ワッシャー。
よく見ると表裏ありそうなカタチしてるヤツがいる。
横から見たらこんな感じ↓
いつもは何となく、丸まってる方をネジ頭やナット側。角ばってる方を母材に向けて付けていた。
正しい向きとかあるのかな?と調べてみると、結論は「どっちでもいい」らしい。
丸くなってる方が接地面に優しそうなので、より保護したい方を丸い方にすればいいのかな?
それともガッチリ固定するために、接地面が広く取れる方を角ばった方にすればいいのかな?
どうやらそのへんはお好みでいいようだが、個人的には説明書で指示してもらってる方が有難い…。
純正フェチなので、家具メーカーさんの言う正しい方で作りたい…。
ワッシャー亜種?スプリングワッシャーの意味(効果)
ワッシャーにも色々なやつがいる。
この間組み立てた家具には、平ワッシャーのほかに、歪なカタチをしたワッシャーが入っていて、「スプリングワッシャー」と書いてあった。
冒頭写真の左側のやつ。
スプリングってバネのことだよね?
実際、「ばね座金」とも言うらしいし。
バネって何巻きもグルグルしてるイメージだけど、こちはギリ一巻き達してないくらい。
そんなんでスプリングを名乗ってよいのか?
まだ早いんじゃないか?
そう思っていた時期が私にもありました。
平ワッシャーと同じく、普段は説明書通りに特に疑問も持たずに取り付けていたが、改めて効果を調べてみると、
「ネジの緩み防止・脱落防止」とのこと。
調べる前までは、「ネジの固着防止」なのかと思っていたけれど、まさかの逆!
スプリング=バネの反発力で、スプリングワッシャーの両側の摩擦力を高めて緩み防止。
ちょっとネジが緩んだとしても、反発力でお互いを押し合って緩み軽減→脱落防止に繋がるらしい。
めちゃくちゃ重要な役割じゃないか!!
最初に考えた人すごい!!!
ちなみに、スプリングワッシャーは上記効果のため、頻繁に付けたり外したりする箇所には向いていない部材だとか。
ふむふむ、勉強になるなぁ。
まとめ
どんなものにもそれぞれ役割がある。世の中ムダなものなんてない。
ワッシャーさん、大事なことに気付かせてくれて、有難うございました。
あ、なんか予備っぽいワッシャーが余ってたから捨てよう(゚∀゚*)ノ ⌒ ゚ ポィ