WordPressサイトを常時SSL化した時の修正箇所まとめ(さくらインターネット編)

WordPress常時SSL化イメージ

WordPressサイトを通常(http://)から常時SSL化(https://)した時の修正箇所まとめ

一般設定

「設定」→「一般」で一般設定を開き、「WordPress アドレス (URL)」と「サイトアドレス (URL)」の欄を「http://」から「https://」に変更する

一般設定のURL欄

投稿、固定ページ、テーマ編集

記事やテーマ内に「http://」で始まるアドレスを使用している箇所は、すべて「https://」に変更する。
「http://」が残っていた場合、一部が非暗号化状態と認識され、当該ページでSSL警告が発生することになる。

リダイレクトループ対策(さくらインターネット特化対応)

これはさくらインターネット使用時の特化対応。
「http://○○」のアドレスを「https://○○」にリダイレクトするように設定するため、
以下の設定を行う必要がある。

wp-config.phpの設定

wp-config.phpに以下の記述を追加する。

if( isset($_SERVER['HTTP_X_SAKURA_FORWARDED_FOR']) ) {
    $_SERVER['HTTPS'] = 'on';
    $_ENV['HTTPS'] = 'on';
    $_SERVER['HTTP_HOST'] = 'www.○○○.com';
    $_SERVER['SERVER_NAME'] = 'www.○○○.com';
    $_ENV['HTTP_HOST'] = 'www.○○○.com';
    $_ENV['SERVER_NAME'] = 'www.○○○.com';
}

「www.○○○.com」の部分はサイトに合わせて変更する。全て同じでOK。

.htaccessの設定

SSLサーバ証明書のコモンネームとなっているアドレスのルートディレクトリに、
以下の記述のある「.htaccess」ファイルを格納する。

<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP:X-Sakura-Forwarded-For} ^$
RewriteRule ^(.*)$ https://www.○○○.com/$1 [R=301,L]
</IfModule>

同様に「www.○○○.com」の部分はサイトに合わせて変更する。

以上

投稿者: Output48

中学生の時に初めてHTMLに触れてからホームページ制作を独学で始める。 ベンチャー企業の営業、大手企業のPG・SEを経て、独立。 現在はとある企業のCTOと、変な名前の会社の社長をしてる。

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