誰でもできる!メモリの増設

この間、友人のノートパソコンの動作が遅いとのことなので、手持ちのメモリで増設してあげた。

隣で見ていた友人が、「そんなところにメモリがあるの!?」「そんな簡単に交換(増設)できるの!?」など、いちいち感動する。

普段パソコンを使ってる人でもあまり知らないんだなぁ~と実感したので、今回はメモリ増設の仕方を書きます。
ほんとに簡単。

メモリ増設できるパソコンとできないパソコン

まず、すべてのパソコンが簡単にメモリ増設できるわけではないです。

メーカーの説明書や仕様表にメモリ増設可の記述がないものは、基本的にできないと思ってください。
(詳しい方なら増設できる場合もありますが、メーカー保証が受けれなくなったりするので、よく分からない方は手を出さない方が無難です)

DELLのメモリ増設手順(表示)
DELLでは増設可能な端末のマニュアルに取り外し/取り付け手順が記載されている

メモリ増設が可能かどうか分からない場合は、
〇〇(パソコンの型番) メモリ増設
などのキーワードで検索すれば答えが分かると思います。

メモリの規格を調べる

メモリにはDDR3とかDDR4とかいう規格があります。

一見同じような形に見えても、溝の位置が規格ごとに異なっており、規格が違うものはスロットに挿さらないようになっています。

メモリは規格によって溝が異なり挿さらない

なので、メモリ購入前には、しっかりとパソコンに挿せるメモリの規格を確認しましょう。

参考リンク:
メモリーの規格:IODATA アイ・オー・データ機器
http://www.iodata.jp/product/memory/info/base/kikaku.htm

メモリの規格の確認方法

具体的にメモリの規格を確認するには、実際にメモリを外して、型番からWEB検索すれば分かります。

他にも、ソフトを使って調べる方法もあります。

以下のソフトをダウンロードして起動し、「Memory」タブの「Type」欄に書かれているのがメモリの規格になります。

CPU-Z
http://www.cpuid.com/softwares/cpu-z.html

メモリ増設例(デスクトップパソコン)

まず、デスクトップパソコンの例です。

必要な工具はドライバー1本あれば大体のパソコンはオッケーだと思います。

  1. まず、パソコンのカバーを止めているネジをドライバーで外します。
    メモリ増設手順(デスクトップ)01

  2. カバーを外します。
    メモリ増設手順(デスクトップ)02

  3. ザ・機械!みたいな光景なので、見慣れない方だとドキドキするかもしれません。
    今回はメモリ増設なので、メモリがどんなものか分かれば簡単に見つかります。

    ちなみに、例のパソコンでは、この位置にあるのがメモリです。
    メモリ増設手順(デスクトップ)03

  4. レバーを倒してメモリを引き抜きます。
    メモリの取り外しについては、各パソコンによって違うかもしれないので、マニュアルを参照してください。
    メモリ増設手順(デスクトップ)04

    注意!メモリは基本的に“ふち”の部分を持つようにしましょう
    メモリ増設手順(デスクトップ)04-1

  5. 新しいメモリを差し込みます。
    メモリ増設手順(デスクトップ)05

  6. カバーを戻して、ネジを締めます。

これだけで終わりです!
難易度的には、置時計の電池交換とそんな変わらないと思います。

メモリ増設例(ノートパソコン)

次に、ノートパソコンの例です。

  1. 裏面のメモリカバーのネジをドライバーで外し、カバーを取ります。
    メモリ増設手順(ノートパソコン)01

  2. 例のパソコンでは、ここにあるのがメモリです。
    メモリ増設手順(ノートパソコン)02

    レバーを倒して、メモリを引き抜きます。
    メモリ増設手順(ノートパソコン)03

  3. 新しいメモリを差し込みます。

  4. カバーを戻して、ネジを締めます。

ノートパソコンも基本的にはデスクトップと同じです。

さいごに

どうでしょうか?
パソコンのパワーアップとして良く聞く「メモリの増設」ですが、意外と簡単で誰でも出来ます。

機会があれば、是非自分でやってみてください。

投稿者: Output48

中学生の時に初めてHTMLに触れてからホームページ制作を独学で始める。 ベンチャー企業の営業、大手企業のPG・SEを経て、独立。 現在はとある企業のCTOと、変な名前の会社の社長をしてる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください